堀ちえみさんのブログや報道から皆様の診療所においても口腔粘膜疾患、特に舌ガンについての初診患者が多かったこととお見受けします。
これは我々歯科界にとっても良きことで、歯科医院はすべての口腔疾患を診るゲートウェイになるべきかと存じます。
ほとんどの患者さんは癌ではなく舌痛症など他の疾患であることが多いのですが、迅速に組織診または細胞診検査が行える院内システムの構築が肝要かと思われます。
そしてこれは歯科医師だけではなく歯科衛生士にも言えることで、病名の診断まではできる必要はないですが、正常組織か異常組織かを見分ける眼力は必要かと思われます。
口腔ガンも治療の予後、そして治療後の社会復帰のためには早期発見が非常に重要です。
世界中の歯科医師が口腔医療の重要さを改めて認識する出来事でした。
投稿日:2019年6月18日